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その体調不良は「裏寒」が原因かも?対処法をお伝えします!!

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こんにちは!「名古屋漢方.com」のムセキといいますm(_ _)m

突然ですが、みなさま、身体の冷えは感じてますか?

え?別に冷えているなんて感じないよ?

もう寒い所が嫌で嫌で・・・。

ムセキ
人それぞれ、身体の冷えを感じている方も感じていない方も見えると思います。

今回の記事は「裏寒」を取り上げますが、この「裏寒」は「自覚しにくい冷え」になります。原因不明の体調不良で、裏寒が原因になっている事が結構あります。

ムセキ
裏寒は危険度MAXの冷えです。

自覚しにくいので、気付いたときには体調が危ない状態になっている事もよくあります。

しかも、病院では「裏寒」をご存知の先生は少ないので「問題ないよ。」と何も手当てされずに帰される事もよく有ります。

ムセキ
本当はそんなこっちゃいけないんですが 。。。

今回は、そんな危険かつ気付きにくい冷え「裏寒」の改善方法についてお話します。最後までお付き合い頂ければ嬉しいですm(_ _)m

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裏寒と見抜いて治した3つの事例

ムセキ
最初に、私が裏寒を見抜いて治した3つの事例をご紹介します。

①職場の同僚

ある日、青黒い顔をして「何か力が入りません。すみません、ちょっと休んで良いですか?」と私に相談がありました。

あまりにもぐったりしているので、病院に受診させる事も考えたのですが、「ちょっと待てよ?」と思って確認してみると、裏寒の状態になっている事に気がつきました。

「ちょっとこっちに来て。」と言って裏寒改善の処置をして30分ゆっくりと休んで貰った所・・・。

「ええと、すみません。私なんでさっきまで体調が悪かったのか解りません。さっきのは何だったんでしょうか?もう大丈夫です。」と言って、無事に仕事に戻って行きました。

②職場の同僚

①とは別の方です。ある日、青黒い顔をして、ぐったりとした様子でフラフラ歩いていたので、「大丈夫?」と声を掛けたのですが、「すみません、力が入らなくって。調子悪いんです。」とのこと。

「(前と同じアレかね?)」と内心思いながら、裏寒改善の処置(①と全く同じ)をした所、30分位後に「もう大丈夫です。さっきまで調子悪かったのがうそみたいで・・・。」と言いながら仕事に無事に戻って行きました。

③私の息子

最後は私の息子です。夕方、冷房の効いた部屋で寝ていたのですが、突然目を覚ましてワンワン泣き叫び始めました

尋常じゃない泣き叫び方だったので、何処か異常が無いか見てみたのですが、何も発見できず。

ふと気になって身体を触ってみたら、冷えたらいけない部分が冷えている事に気がつきました。裏寒です。

直ぐに、裏寒改善の処置をして回復させましたが、回復した途端におなかが空いたのか、「ごはんごはん!」と走り回り始めました。

裏寒は意外と頻繁に起こります

ムセキ
身の回りで知らず知らずのうちに起こっています。

何年か前に、箱根駅伝5区で、ある大学の選手がフラフラになりながらゴールに飛び込んできましたが、その時の診断は「低体温症」だったそうです。

身体を温めて、次の日にはピンピンしてインタビューされていました。

私の例を見ても、裏寒という状態は意外と頻繁に起こる事が解ります。しかも、治るとけろっとなって「何故治ったか解らない。」という事をよく経験します。

ですので、「体調が何となく悪いな。」というときに裏寒とその改善方法を知っているだけで、慌てずに適切な対処が出来る事になります。

裏寒の症状

ムセキ
裏寒はどんな症状が出てくるのでしょうか?代表的な裏寒の症状をご紹介します。

やはり、第一は「身体が冷たい」という事でしょうか。現代人は冷飲食やエアコン、甘いものや脂っこいものを食べて身体にダメージが蓄積しています。

身体が思った以上に虚弱になって、想像以上に冷えています。また、「力が入らない」「だるい」といった症状も出てきます。

裏寒というのは内臓の冷えなので、全身の動きが悪くなります。元気が出てこなくなります。

更に、「気分の落ち込み」「ずっと寝ていたい」という症状も出てきます。

理由無く気分が落ち込んだり、動きたくない等の症状が出ている場合は裏寒を疑っても良いかもしれません

裏寒の改善方法

ムセキ
最後に、裏寒の改善方法についてご紹介します。

裏寒の改善方法で一番の方法は「足湯」です。たらいに41度程度のお湯を汲んで、足首までつけるという方法です。

これは、裏を温める一番の方法になります。ちなみに、漢方ですと温裏剤という系統の薬を使います。また、お湯が無い場合は、手の平で足首の内側を重点的に温めるということをします。

これも、裏寒を改善する良い方法になります。

お読み頂きありがとうございます。

ムセキ
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以上です。少しでも参考になれば幸いです。以下より、他の漢方記事が検索できますので、宜しければご活用下さい。

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