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漢方の勉強方法について

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漢方の勉強方法

漢方の勉強方法

ブログ「名古屋漢方」管理人の、ムセキ(@nagoyakampo)です。

本業は薬剤師で、漢方医学を専門にしています。

今日は、「漢方の勉強方法」について、私の経験に基づいて詳しくご紹介します。

「漢方って、どうやって勉強したら良いのか解らない。」

って思っていらっしゃる方、多いのではないでしょうか。

「色々と本を買って読んでみたけど、概念的な話ばかりで、解った様な解らないような・・・。」

「用語が難しすぎて、理解出来ない。」

「教えてくれる先生が見つからない。」

今まで、私はこういった相談を何度か受けてきました。今回の記事はその経験を元にして書いて行きますので、少しばかりですがお役に立てるのではないかと思っています。

本記事は、以下の構成になっています。

今までの勉強は一回リセット。頭を空っぽにしよう!

勉強していく上での注意点

基本的な漢方理論を理解しよう

日常の中の現象について、自問自答しよう

漢方の病態を学んでいく順番

臨床経験を増やしていこう

漢方医学について、解りやすく説明出来るようになろう

お勧め書籍等

次の見出しから、色々と書いて行きますが、あまり深く考えずに気楽に読んで頂ければ幸いです。

それではどうぞ。

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今までの勉強は一回リセット。頭を空っぽにしよう!

ムセキ
今までの勉強を空っぽにした時の「まっさらな状態」を感じる。

漢方の勉強で大事な事の一つに、「初心忘るべからず。」というのがあります(漢方に限らずですね)。

ここで、まず初心に戻ってみましょう。私も時々やる方法をご紹介します。

①目を瞑って、自分が「漢方」と大きく書かれた門の目の前に立っていると想像します。

②次に、その門をくぐって、ずっと長く続く道を眺めて下さい。

③その時の自分の気持ちを感じます。

どうでしょう?

「これから頑張るぞ!」

「いよいよ始まるな!」

という様な「素直な気持ち」になりませんか?

この「素直な気持ち」が「初心」です。この気持ちを持ち続ける事が大事です。漢方を勉強していくと、どうしてもこの気持ちは薄れてしまいます。

ですので、その度に初心に帰る事が大事になってきます。

もし神様が居るのなら、この世界を作り出す時はこんな気分だったのではないのかな?、と私は思っています。

季節で言いますと、冬至辺りにそんな気分になります。

ちなみに、冬至は、丁度太陽が生まれ変わる時期とされています。その一年の季節の始まりは「冬から起こる」という事ですね。

冬は腎の時期です。腎とは根本。遺伝子(Gene)であり全ての源です。

勉強していく上での注意点

ムセキ
漢方医学の注意点(落とし穴)をご紹介します。

漢方医学を勉強していく上で、大きな注意点が3つあります。

それぞれ、

①間違いや虚偽の記載に注意

②四字熟語に注意

③流れを意識する

順番にご紹介しますね。

①間違いや虚偽の記載に注意

漢方医学は、どうしてもあやふやな部分や、現代医学的には「無い」とされている事柄を扱います。

なので、本に書かれている事であっても間違いや虚偽の記載が紛れています。

リーマンショックを引き起こした「サブプライムローン」と一緒で、何処にダメなものがあるか解らないんですよね。

なので、どうしても少しずつ勉強を進めていく必要があります。慣れないうちは、一字一句確かめながら勉強を進めても良い位です。

逆に、一気に進めようとすると、間違いや虚偽の記載を鵜呑みにしてしまう危険が高まります。

更に、間違いや虚偽を正当化してしまう言葉があります。それは、

「漢方では~」

「中医学では~」

という言葉です。この言葉で始まる文章は、「葵の御紋」になります。水戸黄門の印籠と同じで、その前提で始まる文章は全て正しくなってしまうんですよね。

「絶対に使うな!」という訳ではありませんが、間違いが解りにくくなるという意味で、漢方医学の理解を妨げてしまいます。

この言葉を使う時(若しくは見かけた時)は、本当に注意しましょう。

②四字熟語に注意

四字熟語は、その漢字の切り方で意味が全く変わってしまう事があります。

語呂が良いと、正しくない部分で切ってしまいがちです。漢方医学や中医学でそれをすると致命的です。特に漢文で条文を読み込む時が危ないですね。

和訳されている文章を見て漢文と見比べると、誤訳が結構見つかります。特に、老子道徳経でその傾向が強いです。

「老子道徳経って漢方医学?」と思われるかもしれませんが、漢方は「道」を体得する事が必須で、その「道」の概念を最初に扱った書物が「老子道徳経」です。

話を戻します。四字熟語って、凄く語呂が良いんですよね。大見得を切るというか、凄くリズム感が良いです。

ですので、逆にそのリズム感に乗せられて、間違った箇所で切らない様注意する必要があります。

古来、「漢方の条文は原文を読むのが最良。」とされています。当時から、誤訳は頭痛の種だったのだと思います。

③流れを意識する

「万物は流転する」と言いますが、これは自然だけではなく人間にも当てはまります。

ですので、「気血水の血は固体を表す。」とは言っても「流れにくいだけで、流れている。」意識を持ちましょう。

身体の骨であっても、肉であっても「流れる」という意識が大事です。

考えてみますとこれは当たり前の話で、人間の身体は常に新陳代謝が行われています。骨も絶えず作り替えられている訳です。

ですので、「ずっと同じものがある」と考える方が例外であり、絶えず「古い物は壊れ、新しいものが生み出される」という働きが行われています。

この流れが何らかの原因で止まった時、そこに病気が発生する訳で、逆に言いますと、その流れを回復する事が漢方医学の目的でもある訳です。

漢方では「口訣」、中医学では「弁証」

という特徴がありますが、病態の流れが止まっている事があります。瞬間的には合ってるかもしれませんが、時が経つと当てはまらなくなる可能性も考慮しておきましょう。

よくありがちなのが、「一度処方を決めたらずっと同じ処方」という治療です。季節変動、時間の変動、環境変化等、身体が変化する要因は多くあります。

同じ処方でずっと行ける場合の方が少ないのではないでしょうか。

基本的な漢方理論を理解しよう

ムセキ
どうしても漢方医学の用語は必要になりますので、押さえておく必要があります。

漢方医学では、どうしても漢方医学特有の用語や概念が出てきますので、それらの用語の理解が必須になります。

なるべくなら人気のある、日本全国で行われている勉強会等で使われている基礎漢方の本を2~3冊準備して、手元に置いておくと良いでしょう(お勧め書籍を後でご紹介します)。

その本の内容も、前の見出してお話した通り間違いや虚偽の記載がどうしても紛れています。

ですので、間違って覚えるのを少なくするためにも、複数の本がある方が確実性が高まります。

そして、それらの本を読む時も、「これはどういう事なんだろう?」というのを常に考えながら読むようにしましょう。時間はかかりますが、1日1ページでも良いですので、少しずつ進める事が大事です。

ここで、一つ例を出します。

例えば、「火克金」という用語があります。これは、陰陽五行説のグループのうち、火のグループから金のグループへブレーキがかかる状態です。

そこで、「ブレーキね。なるほど。」

と終わるのではなく、「ブレーキ?どんな?」と疑問を持つ事が大事。火のグループは身体で言うと心、金のグループは身体で言うと肺になります。

そこで、「何故、心は火のグループ?肺は金のグループ?」と更なる疑問が生じます。そこで、それについて考えてみると、

「心は身体で言うとエンジンになるね。あ、だから火というのは物事を動かす動力源という意味が隠れているのか。」

「金というのは希少なものだから、結果を表すグループになるね。肺は全ての結果を表す臓器かな?同じグループに秋があるぞ。秋は収穫の時期・・・結果か。そういえば、秋は涼しくなるね。肺から出た呼気も温かいという事は・・・身体の熱を外に排出しているという事か。」

と、芋づる式に何をどう表現しているかが解ってきます。

更に、元の疑問に戻って、「火克金」を考えてみますと「火から金へのブレーキ・・・不可・・・。心から肺への負荷・・・。そうか、熱か!」

つまり、「心から出た熱は、血液に乗って肺に行き、そこで気化熱として呼気と共に排出される、という側面がある。」という事が解ります。

そして、これが解れば、肺や心に対する漢方がどう効いてくるのか、が何となく見えて来ます。

この例でも解る様に、結局は試行錯誤する事が大事で、そこで出た結論はたとえ他の人が先に見つけていたとしても、自分のオリジナルです。

これらの「腑に落ちる感覚」は、用語を覚えるだけでは体験できません。

ある一定の情報量が身体に入ったら、それを自分なりに理解して消化する事が大事なのではないでしょうか。

日常の中の現象について、自問自答しよう

ムセキ
私の漢方の先生から教えて貰った方法です。

漢方の上達方法について、私の漢方の先生が仰っていた事があります。見出しのタイトルにもなっている通り、「日常の中の現象について自問自答する」という事です。

実際には「日常のツマラナイ事を漢方医学ではどうか考える事」だったと思います。斜めに構えた先生だったので、そういう言い回しでお話されていました。

よく「陰陽五行説で世の中の全てが説明出来る」と言われます。でも、その具体例って探しても簡単なものしか見つかりませんよね。

でも「ほら、説明出来ないじゃん!」と言ってしまうのは短絡的です。こう考えてみては如何でしょうか。

「陰陽五行説を使いこなせていないだけ。」

使いこなせていないなら、自分自身で新しく発見していこうという気持ちが大事だと私は思っています。

そして、愚直に自問自答を実践していたら、いつの間にか漢方の知識が増えていました。

また、違う分野の事柄であっても、漢方で考えるとこういう事か!という新たな発見をする事が出来ました。

簡単なものからで良いので、考えて自分で答えを発見する事が大事なのではないでしょうか。そしてそれは、時に言語化出来ない領域の答えを見つけてくれます。

漢方の真髄は、残念ながら言語化出来ません。どれだけ言葉を並べてもそれは表現できず、自分で「こういうものなのか」と実感する以外たどり着くことが出来ません。

自分自身で答えを見つけていくという事が、唯一そこに至る道ではないでしょうか。

漢方の病態を学んでいく順番

ムセキ
土台をしっかりとさせながら病態を学んでいきましょう。

私自身が漢方の病態を学んだ順番は、他の方とは全く違うと思います。

恐らく、大多数の人は葛根湯をはじめとする太陽病から始められたのではないでしょうか。

ですが、ここで一つ質問を投げかけてみます。

「葛根湯で失敗したら、次、何を使いますか?」

色々とその時の病態はありますが、一番危ないのは裏寒(りかん)という状態です。要は治療に失敗して、身体内部が冷えてしまった状態です。

少々ダイナミックに別の表現をしますと、少陰病(しょういんびょう)と言います。

この身体の内部が冷えてしまった裏寒(りかん)は、生命に危険が及んでいる状態です。最初は、この状態を何とか解消する方法を学ぶべきです。

裏寒の解消方法が解れば、大多数の漢方処方を安全に使える様になります。裏寒をマスターしたら、次は脾虚です。胃腸の調子ですね。

こんな感じで、虚の状態から漢方を学んでいくと、土台をしっかりとさせながら理解を深める事が出来ます。

学んでいく順番を簡単にご紹介していきますと、以下の様になります

裏寒→脾虚→裏虚→気血両虚→血虚→腎虚

裏寒(りかん)・・・身体内部が冷え切ってしまった状態。

脾虚(ひきょ)・・・胃腸の調子が悪く、エネルギー不足で機能不全になっている状態

裏虚(りきょ)・・・肝(筋肉、血)の栄養分が足らない状態。

気血両虚(きけつりょうきょ)・・・胃腸のエネルギー不足で調子が悪いのに加え、全身の組織・細胞・血に損傷や不足のあるもの。

血虚(けっきょ)・・・全身の組織・細胞・血に損傷や不足のあるもの。女性に多い。

腎虚(じんきょ)・・・主に腎の管轄である下半身の虚状が激しいもの。加齢と共に顕在化。

そして、これらを学んでいくと大雑把に「右(下)に行けば行くほど、瀉剤の配合比率が高まっている。」事に気がつきます。

瀉剤についても、身体の虚状が激しくても使えるものから順に学んでいくのが良いでしょう。

水毒・湿邪→気滞→表証→虚熱→肝熱→裏熱→湿熱→瘀血

水毒・湿邪(すいどく・しつじゃ)・・・身体にとって余分な水。

気滞(きたい)・・・気が滞り、溜まっている状態。

表証(ひょうしょう)・・・身体の動き(機能)へのエネルギー供給に不具合が生じた状態。身体の表面全体が冷たくなり、頭痛発熱、悪寒等が出る。

虚熱(きょねつ)・・・気血水の不足等により、熱を生じている状態。

肝熱(かんねつ)・・・身体全体に怒りのストレスが溜まり、循環不全を起こしている状態。肝臓の上辺りを中心に、横隔膜を境にして身体の上下で気の巡りが分断される。

裏熱(りねつ)・・・身体の内部に余分な熱がある状態

湿熱(しつねつ)・・・下半身を中心に、余分な熱を持った湿気がある状態

瘀血(おけつ)・・・余分な血、古い血が身体に溜まっている状態

という順で大体並んでいます。

また、それ以外にも、

胆虚、排膿、温病

胆虚(たんきょ)・・・決断を司るとされている胆の虚。

排膿(はいのう)・・・膿が溜まっている状態を改善する。

温病(うんびょう)・・・温邪と呼ばれる、身体を乾燥させて熱を発生させる邪気による病。

他、変わり種の病態を押さえておくと良いでしょう。

補剤と瀉剤は、実側に振れれば振れる程折り重なって処方が構成される傾向にあります。ですので、その場合は生薬単味での薬効と、処方全体の効果を押さえておくと確実です。

臨床経験を増やしていこう

ムセキ
まずは自分で飲んで試して行きましょう。

漢方の勉強は、机の上だけでしていても上達しません。何故かと言いますと、実感が伴わないからです。

実感無く腑に落ちないまま漢方の勉強をしていても、その知識は身に着いた「知恵」にはなりません。

そして、解ったつもり、解ったフリを続けて行く事になって、最終的に藪に突っ込みます。

「漢方の効き方」が自分自身の身体で実感してこそ、漢方処方が生きてきます。ですので、自分の身体で効果を実感するのも非常に大切です。

とは言っても、最初はどうすれば良いか解らないと思いますので、簡単に出来る方法をお話します。

身体が非常に冷えた時、強烈なストレスを受けた時、無理をした時、風邪をひいた時等に、身体がだるくて手首足首を触って冷えていたら、裏寒の可能性があります。

そんな時は、足湯をしてみてください。気分が楽になって上半身の力が抜け、身体が温まってきたらアタリです。

この時の感覚は非常に大事なので、覚えておくと良いでしょう。この感覚が、漢方が正しく使えた時に起こってきます。

逆に言いますと、この感覚にならなければ漢方の選定は失敗です。この失敗を無くすためにも、漢方医学に対しての感覚を養う事が大事です。

また、もう一つ漢方の勉強方法でお勧めなのは、「処方自体の感覚」を覚えていく事です。

言葉に出来ないものなのでどう説明すれば良いのか悩ましいですが、「処方名を聞いた時や、薬を触った時の感覚」を養って覚えていく事、という表現が一番しっくりきます。

ブルース・リーの有名な言葉「考えるな、感じろ!」ですね。理屈なんてありません。

例えば、

桂枝湯は「走る感じ」

真武湯は「お腹の底が温まる感じ」

補中益気湯は「上に引っ張られる感じ」

といった感じです。もっと抽象的でも良いですので、自分自身で処方の感覚を養うと良いでしょう。この感覚が無いと、処方を迷ってフラフラします。

「処方の感覚」があると、患者さんを目の前にした時に処方が閃きます。理屈抜きで答えに至っている感じですね。

ブログ等では理屈っぽいですが、私の漢方の選定はかなり感覚の割合が多いです。是非、皆さんにもその感覚をつけていかれる事をお勧めします。

漢方医学について、解りやすく説明出来るようになろう

ムセキ
人に解りやすく説明出来ると、自分の理解も深まります。

色々な分野で、「人に教える事が、自分の一番の勉強。」と言われます。漢方でも同じで、他の人に解りやすく伝える事が自分自身の勉強になります。

他の人に上手く伝える事が出来ない所があれば、それは自分自身で解ってないという事の裏返しでもあります。

漢方医学は言語化出来ない部分も多いのですが、それも含めて少しでも伝わる様に言語化する事が大事なのではないでしょうか。

老子道徳経でも、「道は言葉では言い表せない」と言っておきながら延々と道について伝えようと言葉を尽くしています。

感覚は伝えられませんが、どうすればその感覚を感じられるかどうかは言葉で伝える事が出来ます。

ここで、他の人に伝える際に大切なポイントをご紹介します。それは3点、

①書籍そのままはNG

②自分の言葉で

③解りやすく

です。

①は、裏を返せばオリジナリティですね。少しでも良いので、自分の見解や解釈を入れるべきです。書籍そのままでは、消化されていない情報なので解ったことにはなりません。

②は、「漢方用語自体が難しいから」ですね。例えば、「胃気を瀉し、心煩を治す。」だとカッコいいですけど意味が取れずあやふやな部分が残ります。

これを、「胃の上から下への流れの詰まりを取って、精神的な胸苦しさを治します。」とします。訳すポイントは、「言い換える際に言葉の意味をあまり変えない事」でしょうか。

無理矢理訳すのではなく、極力元の意味を変えない事が大事です。

最後、③については「相手に不明点を極力残さない」という事です。これは本当に難しくて、情報を与えすぎてもダメですし、不足してもダメです。

不明点が残っても、ウェブや本で解消されるならOK、位の甘い感じに合格ラインを持って来て丁度良い位でしょうか。私もこれについては特に、試行錯誤しています。

これら3点のポイントを守って人に伝える事が出来れば、自分自身の更なる勉強にもなります。

もしその様な機会がなくても、いつでもそれが出来るように準備しておくと良いでしょう。

お勧め書籍等

ムセキ
漢方医学の勉強を始める上でのお勧め書籍をご紹介します。

最後の見出しは私のお勧め書籍をご紹介します。入門用なので、なるべく優しいものを選んでいます。ご参考いただければと思います。

最新カラー図解 東洋医学 基本としくみ

有名な漢方医である仙頭正四郎先生が書かれた漢方の基礎本です。幅広い分野にわたって解りやすく書かれているので、基礎用語を理解するのに役立ちます。

この本を読まれる際は、そのまま丸暗記するのではなく「これはどういう事か?」を考えながら理解する事が大事です。

忘れたらまた本を読めばいいんですよね。試験じゃないので、覚えるより消化する方向で行きましょう。

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新装版 漢方医学

漢方の名医「大塚敬節」先生の書かれた本です。昭和に書かれた本なので、若干古い印象を持ちます。

ですが、この本は漢方の実践経験を元に書かれた実学書になります。また、本の中では漢方にかける先生の想いが伝わってきます。

文体も優しく、初心者向けになっているので読みやすいです。漢方の勉強にくじけそうな時、読み返したい本ですね。

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漢方勉強10の心得(note)

手前味噌になりますが、ご紹介します。私が常日頃から気をつけている事を元に、「漢方勉強10の心得」をnoteにまとめました。

心得というと大げさですが、「漢方の道を踏み外さない為の注意点」位に思って頂ければと思います。

今まで私の周りで道を踏み外してしまった方を何人も見て来たので、少しでもそういう方を減らしたいと願っています。

100円の有料noteとなっておりますが、1番目までは無料ですので、そこまででもご一読頂ければ幸いです。

生薬単

写真やカラー図解で解りやすい生薬の本です。どちらかというと西洋医学寄りですね。ですが、生薬に慣れ親しむ上では持っておいた方が良いでしょう。

学名の由来等も載っているので、暇つぶしに読むのに最適です。

患者さんに説明する際にも役に立つ事が多いです。ですので、特に調剤に従事されている薬剤師の先生は薬局に一つ置いておく事をお勧めします。

「漢方薬の効果や副作用の解りやすい説明」データベース

本ブログのメインコンテンツです。元々、調剤薬局にて薬剤師が患者さんに薬を説明する為の補助ツールとして書きました。

ですが、私の備忘録も兼ねていますので各処方の条文や詳しい解説、鑑別も載せています。なので、その処方を勉強する為にも役立つ情報が載っていると自負しています。

全て無料ですので、ブックマーク等して頂いていつでも見られるようにして頂ければ便利かと思います。

ドラッグストアでの漢方の選び方(note)

これも手前味噌ですが、ご紹介します。最近、ドラッグストアでの漢方製剤が充実してきており、手に入りやすくなってきています。

ですが、まだまだ正しい選び方が普及しておらず、せっかくの漢方薬が上手く使われておりません。

ですので、私が普段行っている選び方を簡略化して体系化させた方法をnoteにまとめました。

このnoteの方法で漢方を選んで頂ければ、漢方処方を選ぶ上での安全性が高まり、効果が出やすくなります。

また、自分自身で漢方を選んで頂きその感覚を磨いて頂ければ、実力は格段に高まります。その助けになればと思います。

本noteも950円の有料になりますが、使用例等を無料部分に載せています。一度ご参照頂ければ幸いです。

お読み頂きありがとうございました。

ムセキ
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。

今回は、「漢方の勉強方法」についてご紹介しました。私が普段から実践している事をまとめましたので、少しでも皆様の参考になればと思います。

漢方の勉強は、一度始めたら終わりはありません。文字通り「道を歩む」事になります。終わりがないなら、楽しんだ方が良いですよね。

一歩一歩焦らず確実に、が一番です。お互い頑張りましょう。

本記事は以上になります。最後までお読み頂きありがとうございました。

以下より他の漢方記事が検索できますので、宜しければご活用下さい。

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